士業のホームページでは、見た目の高級感より「自分の相談が対象か」「誰が対応するか」「どこまで費用がかかるか」を短時間で判断できることが大切です。専門用語を並べず、相談前の不安を一つずつ減らす構成にします。
士業ホームページの基本構成7つ

- 対象者と相談内容:誰のどんな困りごとを扱うか
- 業務内容:対応範囲と対応できないこと
- 担当者:資格、所属、氏名、経歴、顔写真
- 料金:相談料、着手時、追加費用、実費の考え方
- 依頼の流れ:問い合わせから完了まで
- 所在地・対応地域:面談、オンライン、訪問の条件
- 連絡方法:受付時間、返信目安、予約方法
業務名より相談者の言葉を先に置く
「許認可」「相続」「登記」など業務名だけでは、自分が対象か分からない人もいます。よくある状況を具体例にし、正式な業務名へ案内します。
トップページで相談前の不安を減らす

| 相談前の不安 | 掲載する情報 |
|---|---|
| 自分の相談を扱うか | 対象者・業務範囲・対応外 |
| 誰が対応するか | 資格・所属・担当者紹介 |
| 費用が読めない | 料金例・実費・追加条件 |
| 何を準備するか | 初回相談の持ち物 |
| 連絡後どうなるか | 返信目安・面談・契約の流れ |
実績は事実と条件を添える
件数、年数、専門性を示す場合は、集計期間、対象範囲、確認日を明確にします。「必ず」「絶対」「地域No.1」など根拠が曖昧な表現は避けます。
料金は相談者が次に取る行動を決められる形にする
定額にできない業務は、料金が変わる条件、見積もりの時点、実費、追加費用の可能性を説明します。申込みを受け付けるサービスでは、適用法令と所属団体の規則も確認してください。
公開前に確認する表現と情報管理

所属団体の規則を確認する
士業ごとに広告・表示のルールが異なります。たとえば日本行政書士会連合会の職務基本規則は、ホームページやSNSを含む広告で、事実に合致しない内容、誤認・誤導のおそれ、誇大な広告を禁じています。自分の資格と所属団体の最新版を確認します。
問い合わせフォームで集めすぎない
初回フォームは、返信に必要な情報へ絞ります。個人情報の利用目的、保管、アクセス権限、送信先メール、迷惑メール対策を確認します。機微な相談内容を自由記述へ詳しく書かせすぎない設計も検討します。
写真と資格表示を定期確認する
退職者、旧住所、古い受付時間、更新前の資格情報を残さないよう、四半期や半年ごとの確認日を決めます。
ページ間の導線
トップページから、業務内容、料金、担当者、よくある質問、問い合わせへ2回以内の操作で到達できるようにします。各業務ページの末尾には、その業務に合った相談方法を一つ示します。
よくある質問
料金を載せられない場合は?
金額が決まる条件、見積もりの時点、相談料、実費の扱いを説明します。所属団体の規則を優先してください。
お客様の声を載せてもよいですか?
守秘義務、個人情報、誤認を招く表現、掲載許諾を確認します。個別事例を一般的な結果のように見せないことが重要です。
資格名はどこに置きますか?
担当者名とともに、ヘッダー、プロフィール、フッターなど確認しやすい場所へ置き、所属情報も最新にします。
まとめ
士業ホームページは、対象者、業務範囲、担当者、料金、流れ、所在地、連絡方法の7点から作ります。ホームページクエストで基本構成を作った後、所属団体の広告規則と実際の運用へ合わせて確認してください。
確認した公的・公式資料
- 日本行政書士会連合会:行政書士職務基本規則(2026年8月20日確認)
- 個人情報保護委員会:個人情報保護方針(2026年8月20日確認)


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